ベーグルさんのぼやき日記

生活に役立つ情報などを独断と偏見で語ります^^

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

最近見たのですが 長年熟読した太宰治さんの人間失格の表紙が リメイクされていました。 僕はこの小説の中で 薬漬けになり 自殺未遂も何度も繰り返した 太宰さんが最後に残した言葉。 ただ一切は過ぎていきます。 ただただ一切は過ぎていきます。 と、ゆう言…

憎くて大好きで

本当に君はよく泣くね 僕が朝の仕事のしたくをしていると 君の悲鳴のような泣き叫ぶ声が 僕の頭に響くんだ。 いつも大変だよ 僕は君をなだめるために いつも急いで仕事から帰るんだ 朝早くに起きて食事を作り 風呂を沸かしてベットまで運ぶ 毎日布団に包んで…

星屑になる人たち

いつも笑っている人 いつも泣いている人 すぐに忘れる人 すぐに覚える人 何気なく木々に止まるセミを見ていた 必死に鳴いていた 頑張って生きていた 死んでたまるものかと 俺は生きてるんだと 生命力溢れる木に止まって セミは必死に鳴いていた なぜこんなに…

星空

空が好きだ 青かったり 曇ったり めちゃくちゃ綺麗だったり 雷が怒ったり 土砂降りになっても 干からびるように天気になっても 星空で照らしてくれても いつも空は綺麗に 僕を見守ってくれる 海に消えていく夕日を見た時 なぜか涙が出た 何でだろう? 安心し…

安心の闇

最後に血が流れたのはいつのことだろう? 僕は一人棺桶の中に入ってみた 優しく目を閉じてみた お腹が空いたので当然ご飯がほしい 眠るのにまだ明るいよ お腹が空いた 誰かと話をして一人だったから 結局満足できなかった このままではいけないと思い すぐに…

楽園にたどり着いて

遠くの空に消えたあの人は 今、どこに辿り着いたのだろう 友達はできたかな? ご飯はちゃんと食べてるかな? 風邪とか引いてないかな? 大丈夫かな? 君がいたから幸せで僕がいたから君は幸せ でも今は二人で仲良く空の散歩 綺麗な虹の橋を渡り 雲の上で寝て…

抜け殻

森が生きる 過去の記憶の中に 風が吹きあぐねる 忘れたすべての世界で 迷い駆け抜ける 全てから逃げるため そしてたどり着く 安寧の城の中 畑で土を耕す人は 何も考えず ただ耕すことと向かい合う なんと美しく健気で素直なことだろう 暑い夏の日差しは光と…

一生石廟

嫌なことがあったら うまいものを食えばいい 怪我をして手当てを受けたなら 治るまで寝てればいい 病気になって苦しむなら 薬を飲んで休めばいい 愛情に飢えて苦しければ 綺麗な女性を抱けばいい 間違いを犯して後悔すれば とことん反省すればいい 人生とは…

食べるものがない人は 何を食べるのだろう? 住む家がない人は どこに住んでいるのだろう? 生きることができない人は どこで生きていくのであろう? 今日を生きるものは幸いである 明日は存在しない 明日はないんだ 今しかない だからこそ 食べてはむさぼり…

戦争の日

戦没の最中 生きることに絶望し 人がひとたらず 死は目の前に迫っている なぜ明日起こる戦争を 遠い未来のいつの話にするのだろう 生きたいのなら生きればいい 死にたいものは死んでいく 命ははかなく重たいものなれど 簡単に死ぬ それが命持つものの宿命で…