ベーグルさんのぼやき日記

生活に役立つ情報などを独断と偏見で語ります^^

最近見たのですが

長年熟読した太宰治さんの人間失格の表紙が

リメイクされていました。

 

僕はこの小説の中で

薬漬けになり

自殺未遂も何度も繰り返した

太宰さんが最後に残した言葉。

 

ただ一切は過ぎていきます。

ただただ一切は過ぎていきます。

 

と、ゆう言葉が好きです

 

仏教の世界でとかれる言葉として

諸行無常と言う言葉があります。

難しい解釈は控えますが、

わかりやすく申すなら

形あるものいつかは無くなるとでも言いましょうか。

永遠に存在するものなどないと言うことなのです。

 

人生は有限です!

使える時間は限られています!!!

とは申しません。

 

人間どんな人生を送っても

生まれてきて、いつかは死ぬ

明日交通事故で死んでも不思議ではないわけですね。

だから薬漬けで廃人となった太宰さんは

ご自身の激動の生涯を振り返り

ただ一切は過ぎてゆくと

言葉に残していたのでしょう。

 

人間の人生は川のように感じます。

上流で生まれて河を下り

海に流れ着いて蒸発して雨となり

また川になる。

 

生まれてから死ぬまでを

繰り返し繰り返し繰り返す。

生きている以上は無情なのだと感じます。

 

だからこそ

生きると言うことは儚く

一瞬の積み重ねであると考え

一度しかない今を大切に生きていきたいものですね。

 

終わってからでは遅いのかもしれません。

大切な人を大切にし

大切な時間を大切にする。

そこには社会的成功や

優雅な人生である必要はないと感じます。

 

食べることに困らなければ、それでいいと思います。

 

今、この時間が幸せ。

風が気持ちいいとか

花が綺麗だとか

そんな感覚が私は好きです。

 

人も動物も虫も花も

命は等しく尊い

そう、感じさせていただきました。

 

過ぎ去りし少年時代を思い出しながら

今回のブログを閉じさせて頂きます。